2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

優しさ

私がいつまでもかなしみに 暮れているから 一緒に泣くのを止めてくれたんだね突き放したのは 私を悲しみから救うためで 優しさだったんだ。見ていてくれたんだ 遠い場所で。 私の知らないところで。あなたの選んだものは、 もう私のそばにもうないけど探して…

ピルケース

いつものように 別れ際にキスをして 今日もその後の 言葉が見つからない。きみにとらわれすぎて きみを失いたくなかった。カラカラカラ… 力なく振るきみの ピルケースの中で薬が踊る。「僕がきみの…」その続きを言う勇気がなかったきみもぼんやりとした目で …

余生

僕が独りになったら、 あの島で見つけた小さな家を買って ほんの少しの間でも きみと余生を過ごせたらと思う。きみも僕もずっと年を取って お互い精一杯生きた晴れた日は手を繋いで 砂浜を歩こう。 雨の日はきみの膝枕で あの小説を読んであげる。いつか話し…

失意のどん底

本当に悩んでるとき、 本気で誰かに相談しても 受け入れてもらえないのは 何故だろう上手く表現できてないから? 暗すぎて受け入れられないから?少し落ち着いてきた頃 声かけられたりするんだけど どん底のとき助けてほしかったよたった今失意のどん底真っ…

季節の香り

彼女は季節の変わり目、元気がなかった。 桜が葉桜になる頃の新緑の香り 梅雨の鬱陶しい雨の香り 秋の金木犀の香り 「この香りが嫌い」 といって塞いでいた。 本当に生きづらそうだった。 その代わり、素晴らしいものに出会った時の 無邪気な笑顔が素敵だっ…

存在している

何が真実なのかわからない あんなに好きだったきみのこと 忘れてしまいたくて 自分の隙間を埋めるために 誰にでもわかりやすいものに 夢中になったふりをした。 何を信じていいのかわからなかった。 これまでも大切な人いなくなることあったし きみもすぐ居…

無視する人達

無視はきつい。 まさか自分がされるなんて思ってないから、一応確認のつもりで話しかけたところ、その事実は確定し、なおさら凹む。 初めて無視されたのは幼稚園の年長さん、そして、それから毎年誰からか無視されている。 無視されると、その人の事が気にな…

誰かのために、と思わないこと

相手のためにやろうと思った瞬間に、その気持ちは義務感となり、少しストレスになる。また、相手の喜ぶ顔やありがとうなど感謝の言葉などを無意識に期待してしまう。 しかし、こっちが期待するほど感謝されないことはたまにある。特に、サプライズ的なことだ…

自分の気持ちを置き去りにしない

集団の中にいると、色んな人がいる。率先して自分の意見を言う人、意見いった人に同調する人、反対意見を言う人、その様子を黙って見守る人、無関心の人など。。 私が鬱に陥った原因は、この集団の中における私の行動にあったと思う。 基本的に、自分の意見…

被害妄想

言葉って難しい。同じ言葉でも、人によって受け取り方が違う。 特に私はひねくれているから、被害妄想が半端ない。かなり相手の意図とは違う風に受け取ってしまう。だが、その思いを相手にぶつけることは滅多にないつもりだった。しかし、最近息子に指摘され…

離脱症状

先日、夕方から眩暈と怠さがひどかった。 後でわかったけど、夕食後の抗うつ剤を飲み忘れていた。普通飲み忘れただけで、こんなになるか?と思ったけれど、今飲んでいる量が結構多いので仕方ないのかなと思う。 2年前に再発して、朝夕1錠ずつだったのが、今…

死にたくなったら死んだ自分を想像する

昨日から死にたい気持ちが消えない。 こういうときは、死刑の動画や映画自殺サークル等を敢えて見る。少しだけ死んだ自分を想像すると、落ち着くし、絶対、睡眠薬大量服薬や、リスカはしない、と決めているので、そうやって少し自分が死ぬことを想像すること…

怒りは悲しみから生まれる

怒りを抑えていたら…私はきっと泣いていただろう。 傷つき悲しかったのだ。そんな自分を守るために怒りに任せてしまった。 怒りの後には後悔しかない。 そのまま悲しみに任せるのはすごく覚悟がいるが 後悔はしないかもしれない。

喉につかえる感じ

忙しくて自分のペースが乱れた時、喉になにかがつかえている感じがする。 今やっとソファーに座り、アロマキャンドルに火を灯し、熱いコーヒーを淹れた。 何を食べる気にもなれない。

悲しい出来事を思い出すとき

ふっと過去の辛いことが甦り、その時の悲しみに溺れてしまうときがある。 生きてれば辛いことの一つや二つあるさとわかっているのに、急に悲しくなってしまう。 多分、今現在悩みがないということなのかもしれない。平和すぎて過去を思い出してしまうのか。 …

手のぬくもり

きみの小さな柔らかい手が 僕を大きく包む。 温かくも冷たくもない温度 強く握らなくても ぴったりと合う感触が好きだった きみの体を抱きしめても ぼくのものにはならないってこと とても悲しく感じるから この手のぬくもりが心地よかった

海が見たい

もう今日でさよならだから 最後に海が見たいってつぶやいたら すぐに連れていってくれた。 二人で砂浜に座って 波が来るギリギリまで眺めてた 海に来ると子どもに戻ったようで 辛い気持ち和らいだ気がしたけど このまま飲み込まれてしまおうかとも思った 「…