存在している

何が真実なのかわからない

あんなに好きだったきみのこと

忘れてしまいたくて

自分の隙間を埋めるために

誰にでもわかりやすいものに

夢中になったふりをした。

 

何を信じていいのかわからなかった。

これまでも大切な人いなくなることあったし

きみもすぐ居なくなるんだろうと

思っていたけど、

引き止めたいと思ったのは初めてだった。

ずっと一緒に居たかった。

 

きみが好きと言ってくれた歌

一緒に読んだ本

何もかもぼくと似てることが

うれしかったけど

ぼくがいなくても

あの歌や本が好きなのかな

 

それともあの時だけだったのかな

 

同じ町に住んでいるのに

こんなにも会わないことが

逆に存在を感じてしまう。