海が見たい

もう今日でさよならだから 最後に海が見たいってつぶやいたら すぐに連れていってくれた。 二人で砂浜に座って 波が来るギリギリまで眺めてた

海に来ると子どもに戻ったようで 辛い気持ち和らいだ気がしたけど このまま飲み込まれてしまおうかとも思った

「自分のことを大切に生きて」が 最後の言葉だった。 あの日から誰かを信じることが できないけど、自分のことは 自分で守るよ