誰かのために、と思わないこと

相手のためにやろうと思った瞬間に、その気持ちは義務感となり、少しストレスになる。また、相手の喜ぶ顔やありがとうなど感謝の言葉などを無意識に期待してしまう。 しかし、こっちが期待するほど感謝されないことはたまにある。特に、サプライズ的なことだったり、相手に要望されていない時は特にそうだと思う。 人って、自分がしてあげたことは覚えてて、されたことを意外に忘れてるものじゃないかな。私もそんなところあるから、「感謝、感謝」と常に意識するようにはしているが、余裕ないときはお礼を言うのを忘れることがある。 私は、自分のやっていることは、例え相手のことであっても、自分のためにやっているのだ、と思うことにした。自分のためだからストレスは少ない。 頼まれたことでもそうだ。 自分とは全く関係ないこと、例えば、仕事などで、自分のお客様ではない会社に行って用事を頼まれたとする。私はその新しい出会いがとても新鮮で嬉しいと思う。いつもと違う風景、初めて見る顔、いつもと違うスパイスのようなものを感じる。 友達に何かプレゼントしようと考えるときも、そのプレゼントを選んでいる時間が、自分にとって幸せな時間だ、と思う。自分がそうしたかったからプレゼントしたのだ。相手がもし喜んでくれたらラッキーだ。